料理コーチをつけてみたの巻

なんと、ブログを最後に書いたのが今年の4月。
しばらく、書くというアウトプットに熱量がなく、のらりくらりとinstagram、たまにfacebookの呟きで過ごしてました。
(instagram:ユーザーネーム thrive_keiko)

今年ゆるりとした学びの1つに料理をやっておりました。momentというクックパッドが行なっているサービス。贅沢に、料理にコーチがつくのです。

https://getmoment.today/

実はこう見えて私は料理するのが好きなんですよ。

自分にスペースさえあればやる。よくびっくりされるけど。

と言いつつも、味にこだわるよりも、マルチタスクを手際良く進める、食べる人に喜んでもらう、その達成感が好きであってすごい食材にこだわったりプロセスにこだわっていたわけではない。
ホームパーティが好きで、家もホームパーティができる家をテーマに選択したぐらい。
イギリスにいた頃は独身の駐在員を集めて、家庭料理を食べさせることで元気になってもらうことが喜びだったり。

今はコロナでなかなかできないけど。

料理はするかしないかで、レシピを調べてその通りに作れば大体作れるというのが当時の思い込みでした。

それがガラリと変わりました・・・

1、レシピ探しにこだわるようになった

材料を見て化学調味料使ってるものは避けるようになったり、同じ料理でも自分が求めてる味はどんなものか(軽いのか、こってりなのか)考えて検索するようになった。

しまいには作ったことがなくても、同じメニューのレシピを4つぐらい調べてから自分なりにステップを考えて作るようになった。

2、レシピを疑うようになった

1つのステップに書かれていないことがたくさんある。「軽く炒める」とはどのぐらいなのか、「中火で5分」とは手段であってどうなることを目的としているのか。あー面倒なのだけどその目に見えない(ここでも氷山モデル使えるね)部分が料理のおいしさを左右することを知った。

つまり考えるようになったのよ。もうほんとこんなレベルでごめんなさい。いかに考えていなかったか。

最初は「読解力がない」ってコーチに言われて腹が立った。

「料理ぐらい考えないで作りたいわ!料理人レベルのことを家庭に求めないでください」
「レシピに書かれたらその通りに作るのが普通じゃないの?」

「認知なしにコーチのフィードバックを受け取れない、これはネーミングコーチではなくアドバイサーという名前にしてほしい」と言ったぐらいオープンなバチバチでした。あ、でも楽しみながらね。それを間でみていたmomentのスタッフはヒヤヒヤしていましたが、私は楽しんでました。

3、食材にこだわるようになった

魚屋さんで魚買う時に「これ、いつ釣れたものですか」って聞くようになったり、ハーブ類特にイタリアンパセリ、パクチーは常に冷蔵庫になるべくあるようにしておくようになったり、しまいには育てるようになりました(現在失敗中)。育たない・・・。

料理で使うワインやオリーブオイルもお手頃のものでいいと思っていたけどお気に入りの日本酒にしたら全然違ったり、最後にかけるオリーブオイルは新鮮なオリーブオイルにするだけでも違ってくる。

分かってはいるけどその一手間であったりちょっとしたこだわりで味を引き立てることを選ぶようになったのは自分の変化だなぁと。

元々ビーガン系のメニューの幅を広げたくてはじめたこのプログラムだけど、今は肉料理も魚料理も作ってます。

これまで作った料理は

・だし巻き卵

・ファラフェル

・ダールカレー

・肉を使わないボロネーゼ

・ボンゴレ

・カニクリームコロッケ

・アクアパッツア

・ビーフストロガノフ

なによりもコーチがすごい人たちで、そんなプロから教わる機会はなかなかない。

先日そのコーチのお店に行って涙するほど感動もしました。

このプログラムの進め方は自分が作っている動画を提出するという流れ。これを言うとみんな引いていくんだけど、手間はそんなにかからないし、汚れたキッチンも気にしなくなるのでご安心を。
コーチング界隈の人ならわかるかもしれないけど私が普段やっているコーチングのスーパービジョンみたいで、それはそれはドキドキしてました。

自分が食べたことある料理であればなんでも良し。その代わりレシピは自分で探してくる。

そして一品につき3回作って各回フィードバックをもらって生かす。

やっているうちに以前学んだことが次に生かされたりして、自分の成長も感じます。
もし興味ある人いたらぜひ〜。