自然と共に暮らす

自分は「この先50年何に魂を注ぎたいのか」

という大きな大きなテーマを持って迎えた2020年

その問いを持つことは焦りでもなく、ゆっくりじっくりと付き合おうと思っている

そして10ヶ月たった今、私には2つの(まだ2つに見えているだけかも)テーマが湧いてきた。

1、自然と共に暮らすとは?
2、世界に貢献する日本人らしいリーダーシップとは?

今日はその1について触れたい。

ちょっと私事な話をするね。

元々は夫がずっと持っていたテーマ。「大自然を味わいたい。」と

そして農に興味を持ち出した彼。

それを私は「彼の関心ごと」として捉えていた。

しかし、ある日「家庭菜園、シェア畑以上の日々関わる農をやってみたい」と言ってきた。

ん?仕事を農業にすることなのか?いや、違う。まだ、わからない・・・と彼

パニクる私。

リアクティブな私と彼の話し合いが始まった。

側から聞いていると「生活の中に農を入れる」のは響きはいいかもしれないが、

いざ本当に自分の生活って考えると「農家」って結構な覚悟だぜ。おいおい。
*誤解ないように言っておきますが、ここでの会話は完全に就農することではないです。まだ都会にはいると思いますのでご安心を?!

家買ったばかりだよ、子供たちの学校どうするのよと現実レベルで責め立てる私

はい、認めます。毒素もあったことでしょう。

でも、ちょっと冷静になってみて、気がついたことがある。

私は彼が1人でそれを決めようとするプロセスに怒っていたんだ

生き方レベルの話は「仕事を何にするか」を超えた話だと思う

それなのに、なんとなく、「俺農やるわ」的な宣言として言われて怒っているのだなと気づく。

と同時に人間というのは複雑でして、私にも矛盾はある。

「彼の関心ごと」としていつも区別していた私もいるのも事実

そしてこの会話はそれを「彼のこと」から「私たちのこと」のになることなんだなと。

それはロマンチックに聞こえるかもしれないけど、

まだ居心地いいものではなく、ソワソワ、不安、焦り、、、つまりエッジに私が立たされたんだなと。

いつどうするのか、何をやるのかは全くまだ決めていないが、

以来、我が家は今自然と共に暮らすとは?というテーマを家族の前に置いて緩やかに探求中

このテーマが本当に私たち夫婦の前に明確に置かれた瞬間だった

もともとキャンプが大好きだけれども、

どこか、せーのと勢いつけて行くところに面白さと違和感

行った先で食材買ってゴミを増やしている自分に違和感

そう、日々の生活との分断がそこにあるのだ

もともとこれは夫が持っていたテーマだけど私は「ふーん、いいかもね」程度

私は「マイナスイオン確かにいいよねー」ぐらいの緩い都会っ子

今でもそう

でもね、ここ最近の学びや体験を通じて以下を感じることがある

自分と繋がって生きる、
その先には人とつながりを持って生きる、
コミュニティとつながりを持って生きる、
自然とつながりを持って生きる

があるんだと。

きっとその先は宇宙とかなんだけどまだそこに私は行ってません。w

6月にはエコビレッジで有名なスコットランドにあるフィンドホン、そしてトランジションタウンのトットネスに今年は行って学ぶ予定だったが、コロナで中止

よくわからずに申し込んでいたから「まー仕方ないね」ぐらいの感覚だったけど

結局気づけばなんとなく7月からそれを埋めるような形で色々動いていたなと今気づく。

-Regeneration of Journeyという3ヶ月のプログラムに夫婦で参加

-夫はコンパクト農業というプログラムに参加

-お盆は夫のフィールドワークで広島としまなみ街道にある畑や田んぼを訪問

-千葉の小林武がプロデュースしているパーマカルチャーのクルックフィールドへ遊びに行く

-シェア畑を始めた

-トランジションタウンの藤野にツアーに家族で参加

あれ、結構動いてるね。

しかも流れに委ねつつ。

今のところ感じているのは

-自然とつながりを持つというのは今を生きることであり、どこか人間の奥深くにある「懐かしい感覚」とつながること

-お金に支配されない生き方は資本主義の真逆ということではなく、ただお金だけが手段というわけではないということに過ぎない

-個人でできることの限界、社会システムや文化として取り組むだけで楽にできることが沢山あるということ

まだ何も解はない

まだ何も決めてません。

すでに家は緑たっぷり、シェア畑も始めたけど、自分たちらしく、もっと日々自然を感じられる生き方は何かを探っている状態。

すぐには答えが出ない、でもこのジャーニーがいいのです。

友人夫婦にも壁打ち手伝ってもらったり、お互いのwillを話していい時間だった。

こういう繋がりも嬉しいなあ。

かつて、鎖国中の日本に開国を求めた外国人はその時の日本をみて、

「日本は開国しなくても幸せなのかもしれない」

と言ったそうです。その時点ですでに循環した社会だったのですよね。

面白いし、いろいろ考えさせられる。

パーマカルチャー、住むのにココおすすめってとこ、畑余ってる・農業やってる人、やり始めた人、面白い人、他の自然と共に生きることをやっている人教えてください。

さて、この私たちの探究はまだ続きます。

一旦ここまでをアップでした。