完璧主義のあなたへ

完璧主義なあなたへ  

人によっては特定の分野においては完璧主義なのかもしれない。

私はブログを読んでいれば分かると思いますが、全く完璧主義ではないけれど、

何かに悩まされている時に、

「あれ?今自分で勝手に完璧であることを求めていて行動に移せてないな」と気づくことが多い。

  コーチングをしていてもこの無意識の完璧主義に悩まされる人をよく目にします。

辞めたいと思いつつ、どこかそれを「美徳」としているように感じるところもあるのかもしれないね。  

でもそこには誤解があるんです。

最近のお勧め、研究者、ブレネーブラウンが完璧主義にまつわる誤解を以下のように説明している。
(本当の勇気は「弱さ」を認めることより)

「完璧主義とは、高みに向かって努力することではない。

健全な目標達成や成長への努力とも違う。むしろ守りの姿勢だ。

身を守っているつもりでも、実は真の自分の姿を見られないように防いでるに過ぎない。」

  「完璧主義とは向上心のことではない。完璧主義の本質は称賛の追求だ。

完璧主義者には子供のころから成績や能力を褒められて育った人が多い。

健全な努力は『どうすれば向上できるか』と自分に目を向けるが、完璧主義は『人からどう思われるか』と他人に目を向ける。」  

「完璧主義は成功の秘訣どころか妨げになる。

~中略~失敗や間違いをおかすことへの不安、人の期待に応えらええないという不安、

批判をうけることへの不安にとりつかれると、健全な競争や真剣な努力が行われている競技場から足が遠のく。」  

「最後に、完璧主義は恥を避ける手段にならない。

完璧主義そのものが恥の1つの形だからだ。完璧主義に悩まされる人は恥にも悩まされる。」  

  本人も気づいていても辞められない。

それには一瞬にして変わることはなかなか難しいかもしれない。

けれどその手助けとして出来ることを2つ紹介しよう。

①自分に対しての出来る/出来ない軸を捨てる。

その人が出来るから良い、出来ないから悪い、そういった軸はすぐ捨てよう。

出来る、出来ないはその人の行動のことであってその人そのものではない。

つまり行動とその人の存在を切り離そう。

これは人に対してもそうだが、自分に対しても同じである。

100できない自分を痛烈に批判するのはやめよう。

100できないのであれば出来るためにどうすれば良いかを考える。そこに自己批判、軽蔑は要らない。  

②存在そのものを受け止める

コーチングの礎の1つで「人はもともと才知と創造力に溢れ欠けることのない存在である」というのがある。

強みや弱みに関係なくまるごとその人の存在そのものを受け止める。

受け止めた上で何が出来るか、何をしたいかを考えればいい。

そう、存在を証明するために動かなくていいんですよ。

もうあなたは生きています。存在しています。

これは決して向上心をへし曲げることではなく、存在の上に向上心はあるということ。

自分自身の存在をまるごと受け止められると、無駄に自分を責めたり、批判せずに目的に向かって走るのみだと思う。

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