居場所がない声の蓋を開けてみる

続く在宅ワーク、外出自粛モード

コロナな状況みなさんいかがお過ごしでしょうか。

私は元々家で仕事することが多かったものの、やはりこれだけ家に籠ることはなかったです。

もっと心地いい椅子が欲しいとか、パソコンのスクリーンが欲しいとかいろいろ装備が整ってきています。

家族も当然家にいてずっと一緒なので、みんな今のところ無事なことに何より感謝しつつも当然お互いストレスもあります。

先日私が共同代表を務めているCRR Global Japanではコロナと家族システムをテーマにオンラインの対話会を実施しました。

そこでは自分は今家族の中でどんな役割をもっていますかという問いがあり、それをきっかけに自分を振り返ると相当やってる自分に気づいてしまった。
・一日二食(昼と夜)4人分
・子供の時間割作成
・算数の授業(2日に1回)
・朝の体育(ジョギング)
・洗濯、掃除、風呂掃除
・子供をお風呂に入れる
・時には寝かしつけに付き合う(週1)
・食後の洗い物
・ベッドメイキング
・換気
・洗濯物畳む(二日に1回ぐらいw)
・ゴミ出し
・子供たち喧嘩の仲裁
・親とのコミュニケーション・・・

上記に加えて、仕事。
時には24時までmtgやら仕事していますw

キリがなくて書くだけで吐き気がする。
週末は旦那が料理を基本してくれるのですごく助かっている。
では、どうすればいいのか、話して役割分担をすればいい。

気にしなければいい。

それは分かっている。が、なかなか自分に余裕がなくてできないのね。
そしてやりたくてやってる部分もあるから文句言うなと自分に言い聞かせている。

あーやり場のない声。

これが世界中に起きているのではないか?

私2年ほど前からは週に1回東京国際大学で英語コース(留学生)向けにキャリアコーチをしている。主に東南アジアのトップ高校出身のザ・エリートな学生達がその学校にはわんさかいる。

このロックダウンで精神的に大きなショックでやり場のない声達がここにもあった。

それは新入生の外国人学生達

日本に来れている子達は突然の一人暮らし。寮もあるが、一人暮らしの子もいる。友達はまだ出来ず、日本語もわからない。

そんな彼らが日々家に閉じこもり、どうすればわからないでいた。

街に出て買い物した時に日本語が読めないなんて日常茶飯事

ましてやこの緊急事態宣言で生活しているとモラル的に何がOKでダメなのかがより緊張感があるとのこと。

そうだよね、。。

と言うことで学校に訴えてみた。「オンライン対話会」やりましょう!!と。

今回はかなり早く決断してくれて、改めて許可してくださった学校側にも感謝。

10人ずつの枠に2倍以上の申し込みが入り、急遽枠数を2倍へ
バングラディッシュ、中国、ベトナム、カザフスタン、アメリカ、日本、ラオス、スリランカ、ドイツ、スウェーデン、あらゆる国人たちが毎回参加し繋がり、お互い知るだけでなく、このコロナに対して何を学んでいるのかを話し会いました。

*許可をいただいて載せてます。

相当これまで一人ぼっちだったことや、

日本にまだ入国できていないメンバーは遅れを感じていて焦っていたり、

日本にいるメンバーは知り合いがいなく孤独を感じていたり、

親戚の家にとりあえずいるけどあまり居場所を感じていなかったり、

いろんな声が出てきました。

と同時に、日本へどれだけ夢を抱いていたのかとか、

お互いがつながるだけでなく、自分ともつながる時間。

最後はこの笑顔

彼らと全く同じ境遇でなくても、伝えたいのは

You are not ALONE.

自分ができることからやっていこう。