英語ファシリテーションについて思うこと

仕事の4割が英語になってきた

今コーチングやワークショップ、授業などいろんな機会を仕事でいただいているが、仕事の4割が英語になってきた。

過去にも何度か書いたように、

英語と自分についてはいつも葛藤があったわけだけど、

ふと先週二日間のセッションをやってから気づいた。

「今回の自分は英語に関して全くの不安がなかったな」と

知らぬ間に、英語でやる仕事に不安なく挑めるようになっていた。

特に1on1のコーチングにおいてはスケジュールもなく、その場から創る。

まさにdance in this moment.

ワークショップやシステム・コーチング、ファシリテーション、研修に関してはアウトラインはあるものの、

インタラクティブであり、場がどうなるかはその時にならないとわからない。

アウトライン以外は相手から出てくる反応や言葉から創るのは少し前の自分だったら恐れだったのだろう。

初めての英語でのワークショップリードは2014年5月@香港

続いて、2015年@シンガポール

一緒にリードした相手に何度「私は自分の英語に自信がない」と言ったことか。

シンガポールではワークショップにきてくれている人たちへの第一声がそれだったぐらい。

申し訳なさと、自信のなさ、そして臆病な自分がいた。

これから英語でファシリテーションしたい人には残念ながらあまり参考にならないかもしれない。

私はその臆病な自分を脱するために一生懸命英語を頑張ったわけでもない。

でも、気づいたらすごくリラックスしている自分が今はいる。

一つ言えるのは、

私は英語のプロなのではなく、コーチとしてプロなのである。

出来ない自分を否定して隠すのではなく、出来ない自分も含めてそこに立つ。

まさに独立マインド。

分からない時はシステムに聴けば答えが返ってくる。

場を作っているのは自分一人ではない。

分からない時は聞けば良い。

とてもシンプルだけど私たちはどれだけ普段簡単にそのヘルプを求められているか。

全部背負ってないか。

それが場を和ませたり、参加者を主体的にさせるきっかけになることもある。

もちろん準備や勉強も大事

でも、完璧でなくて良い。

なぜなら、場はみんなで創るものだから。