3日間のシフト

今日は徒然と書かせてもらうね。

最近私の中に起きた3日間のシフト。

DAY 1
友人と自分の最高と思えた時期について語り合う機会があった。

私は「今」と答えた。

日本に帰国して4ヶ月が経とうとしている。

生活の基盤を作り、子供たちも安心して学校へ行けるようになり、

4月からはコーチングセッション以外にも企業に研修に行ったり、

大学で講師をやらせていただいたり、

独立マインドワークショップの準備をしたり、

本当にありがたいことに人とのご縁からいろんな機会をいただいている。

長い駐在生活はとっても楽しくて、充実していた。

けれど、

日本に帰ってきて広い範囲での人との接点が可能になったり、

日本語ってなんて自然に体に沁みるのだろうといちいち感動することで、

あー、私海外でもめっちゃ力んで頑張っていたんだなぁと今になって気づかされる。

それがあったからこそ、

今自由を感じているんだろうと思える。

どちらの方が良いという意味ではなく、

「今」のこの新鮮な感覚を大事にし、

今を最高と思えていた。

矢先、

DAY2

翌日あるプロジェクトミーティングで初顔合わせがあった。

どんなプロジェクトなのか、誰とやるのかもそこで初めて知る。

そこで求められたのは「我々の本気」

きたー、本気。

大事すぎて安売りしたくない言葉。

そして、尊敬している方から出たその言葉。

ここでは、我々の本気が求められているんだ。

そんなの当たり前と流すこともできたが、

私はこの本気という言葉はすごく大事なので、

響くと同時に、何かガツンと脳みそをパンチされた感じがした。

私は今やりたいことを仕事にできている。

その自由に満たされているだけではないか。

前日に「今が一番最高」と言っていた自分を少しだけ恥ずかしくなるような。

もちろんこれまでの仕事は決してなめてはいません。

けど、自分はもっと本気出せるのかもしれない、、、

そう思えた時点で私は今本気でないかもしれないと思うようになった。

では本気ってなんだ?

どうやって決めるんだ?

どうやって人を本気にするのだろう?

DAY3

その問いを持ったまま、3日目は仕事の合間に友人と会う機会があった。

3年ぶりに再会した友人は2年ほど前に大きな怪我をして、

胸から下が麻痺状態になってしまったのだ。

車椅子姿となった彼と会うのはだから初めて。

壮絶な人生を聴きながら、お互いの近況報告と思いを語る。

数々の苦難を乗り越え、今も闘いながら自分の使命を語る彼。

今、私は彼から本気を感じている。

これだ。

欲しい答えが目の前にある。

本気とは

「今というこの瞬間をフルな自分で出し切る」Being present with full you in this moment.

「使命を感じながら行動すること」 Feeling your own life purpose as you act.

 

今はこう定義したい。

そういう意味では、

「日本人のリーダーシップに火をつける遊び心あるパイオニア」

という使命に基づいて行動している私としては、

もっと出せると思った理由は、

「今この瞬間に今のベストを出しているか」というところがまだ開拓の余地あり。

以来、毎日大学の授業、研修の場、セッションでここを自分にリマインドして取り組んでいる。

何か儀式があるわけでもないけれど、

「私の本気が彼らの収穫を大きくする」と信じて挑む。

めっちゃ疲れるけど、毎回出し切ったと思えるようになったのは4月の大きな収穫である。

本気のレベルが一つ上がったという方が正しいかもしれない。

こうやって、沢山の人と触れ合う中で学びを深めています。

そのご縁に感謝です。

さて、Back to you.

みなさんにとっての本気ってなんですか。

あれからそんな経っていない。やっぱり大事なんだな。私にとって。