ライフテーマとの新たな旅

人生通してのテーマ、皆さんは何ですか。

昔のことを話します

私は大学時代女子ラクロス部に所属

女子部員が70人~80人いる大所帯

チームの目標は学生優勝

ベンチに入れるのは20人

フィールドに立てるのは12人  

さて、試合に出られない60人はどうやって目標を日々感じて邁進するのでしょう。。

ここでの経験はその後私の人生に大きく影響し、ライフテーマと出会うきっかけでした。

大学2年生の時、体育会事務局が運営しているLeadership Education Athlete Program(通称LEAP)というプログラムがあり、

私は次期幹部生として参加。

文武両道に重きを置く大学としてはそのプログラムを通じてより組織力を高め、強い部を築いてほしいとのこと。

そのプログラムの内容はスポーツというよりも経営学。

コミュニケーション、目標設定、マネジメント、時間の使い方などについて分かりやすく学ぶ場だった。

当時の私にとっては目からウロコ。

このプログラムの大ファンだった。

ラクロス部全員用に開いてくれないかお願いしたり活用させてもらった。

このプログラムはこのように始まる。

  「リーダーシップは皆持っている。磨くか磨かないかはあなた次第です」  

そう、このリーダーシップは今も追究したいテーマ、ライフテーマである。

部員のモチベーションをどう高めるか、 どう1つの目標に皆の矢印が向かうかを常日頃考えていた私にとってはこの上ないヒントだった。  

そう、私たち皆リーダーである。

当時のリーダーシップの私の定義は

「目的に向かって人々の参加を引き促す行為」

それは前に出るリーダーシップもあれば後ろから、横から支えるリーダーシップもある。

主将というポジションがあった私は「リーダーシップを発揮する」という点では発揮しやすい立場だった。

しかし、役職のない人たち、試合に出れない人もどうリーダーシップを発揮していくのか、当事者意識を持つかは難しいことだった。

そのためにできることは何かというのが当時の私たちの大きなテーマだった。

10年以上経った今の私のリーダーシップとの関係はどうだろう。

大きなくくりでいえば人類、日本人、コーチという括りがあるけれど、 家族以外にどこか企業のような組織に属していない私だからこそ自分のリーダーシップが問われていると思う。  

今、リーダーシップを定義するとしたら私は

「人とのつながりを恐れずに自分の人生の目的に向かって生き切ること」 と定義する。    

そういうリーダーをこれからもコーチングを通じて応援したいし、自分もそうありたい。

そんなところから新たにリーダーシップを極める旅に出ます!

  その名もコーアクティブリーダーシッププログラム。

終えると何か資格がもらえるわけでもない。

年4回宿泊形式のリトリートとその間は課題、宿題、ミーティングをわんさか。  

(あるものは和書で読もうとする私。)  

実は2年前日本開催のに申し込んでいたが、転勤のためあえなくキャンセル。

まさか、それで今回スペインで受けるということになるとは思ってもいなかったが、 私らしいかもしれないね。  

英語への不安ももちろんある。

これについてはまた今度。

けれど、自分のリソースをフルに使ったら一体どんなことが可能なのか、

自分が持っているリソースは何なのか。

新たに発見するものはあるのか。

自分の人生の目的のコアに触れてみたい。

そこへの好奇心が強い。

そして、これからも世界に羽ばたく日本人を応援したいという気持ち。

自分もその1人の実験台でいたい。

行けることは当たり前ではないし、 最後まで参加できる保証もない。

けれど、少なくとも今行きたいといったときに協力してくれる人たちが私にはいることに感謝して、学んで来ようと思う。

参加者も20人ほど。

15か国ぐらいの場所から初めて出会う人たちと一緒に過ごす日々。

果たしてどうなることやら。

日々の生活の中でも学びは自分次第で学びはあるけれど、

あえてこういう場に身を投じることでしか得られない濃いものもあることに期待したい。

久々にどっぷり「リーダーシップ」と向き合う日々。

ワクワクとハラハラだけでなく、 恐れもある。

そしてどちらかと言えば既にホームシック。

さて、行ってまいります。

皆さんは、どんな今リーダーシップを発揮していますか?