身近な人と対話していますか?
夫や嫁さん、兄弟や親友、同僚など色々浮かぶかと思いますが、今回は父と対話してみました。
コーチングという仕事をしておきながら私私は父のことを知らなかった。
今年で70代を迎える父。
週1,2は母と話しているので、父の様子は母を通して知っていた。
今日はどこにいるのか、何をしているのかなどと本人が考えていることというよりも本人の行動についてばかりだった。
今でも父はフルタイムで仕事をしているので、相変わらず忙しそうであることや現役のフェンサーでもあるためフェンシングの調子がどうかなどを聴いていた。
また、用件があるときは母と代わって話もする。
関係が悪いとかは全くない。
むしろ、私はマイナースポーツへの情熱という点では父と共通点を感じているぐらい。
父は職業柄転勤族だったけれどどこへ行っても必ずフェンシング道具を持ってその地にある練習場やクラブチームへアクセスしていた。
よっぽど好きなんだなーと他人事だったが、実際私も結婚して転勤族となったとき、どこへ行ってもクロスを持ってラクロスチームに選手またはコーチとして所属している。
面白いDNAだ。
余談はさておき、
今回あるプロジェクトをきっかけに父にインタビューをしようといつものように実家に連絡した。
母ではなく、父と話す。
父が今どういう気持ちで日々過ごしているのか。
今、求めているものは何なのか。
何か世の中に伝えたいことはあるのか。
あるとしたら何か。
話すというよりも対話。
これはもしかしたら初めてだったのかもしれない。
そして最後に「お父さんの夢は何?」
好奇心から純粋に問いかけてみたけど、
その瞬間、変に緊張した自分に気づく。
お父さんに夢なかったらどうしよう。
夢を持っていない人は今までも沢山出会っている。
大体それは同世代の人たちで父の半分ぐらいしか人生を歩んでいない人たち。
夢が見つからない、分からないという人たち。
夢ははっきり持っていなくてもいいというのが正直のところ。
でも、父のような年齢の人に聴くのはなんだか恐れ多かった。
何を恐れていたのだろう。
今思うとそれはきっと「今更夢って言われてもないよ」とか言われたらどうしようと思っていたんだろうなぁ。
その恐れに気づいて、初めて「70代」の父を感じた。
そして、父から語られた夢を聴いたときの私の安堵感
若者に伝えたいことややりたいことを語る父はなんだか心の奥から出てくるものがあって、
声が生き生きしていた。
私は父のことを知っているつもりだった。
上部しか知らなかった。
もっとこういう話をしたい。
父がいかにユニークな存在であり、それを当たり前に過ごしている本人と周りの自分に気づかされた。
そして伝えたいことはすごくシンプルだけど情熱的。
「日本がなぜ文化的に民族として関心されているかを知ってほしい」
決してこれは日本すごいだろという威張りではない。
若者に対しての説教でもない。
日本の文化的素晴らしさを歴史、文学、モノづくり、映画あらゆる角度から語る父。
声だけだけど生き生きしていた。
日本の素晴らしさもっと知っておかないともったいないぞ、そんなメッセージのようにも受け取った。
父という1人の人間が想いをもって生きているという当たり前の事実に感動させられた時間だった。
これからもっとこういう時間を増やしていきたいと思う。
皆さんは親と対話していますか。
どんなエピソードがありますか。
それぞれが持っている宝箱開けてみてください。
当たり前の存在との対話、是非やってみてください。
新たな発見があります。
お勧めです。
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