「あなたにとってもっとも自分らしいのはどんな時ですか。」
「あなたにとって自分らしくないのはどんな時ですか。」
家族と過ごすとき、職場で同僚といるとき、上司といるとき、顧客といるとき、友人といる時・・・
今どんな時の自分を想像してますか。
これは先日参加したローカルコーチの勉強会であった問い。
この「自分らしくない」が私は気になってしまう。
今日は「自分らしさ」についてそこから思ったこと3つをご紹介。
①「自分らしさ」は1パターンではない!
「自分らしくない時」
参加者からは意外と自分にとって大事な場面で自分らしくないことが多いと気づいた人が多かった。
私の場合はこの問いを出された時、図々しくも自分らしくない時が「ない」と思った。
(その時はね、でも日々動いてますから~)
それは決していつも一定という意味ではなく、全て自分と受け止めているから。
最初からそういう人もいるかもしれないけれど、私の場合はこのコーチングを学ぶ過程で得てきた感覚。
人前で堂々としているときもあれば、人の反応を気にするときだってある。
交流の場へ行くのに緊張している自分もいる。
笑っているときもあれば、八つ当たりで気分次第で怒ってしまう自分もいる。
活発に意見を言うときもあれば、発言出来ずにいる時もある。
温かい、熱いときもあれば、冷たい、ドライなときもある。
そう、「自分らしさ」って1パターンではない。
何色もあっていいもの。
陽もあれば、陰もあっていい。中途半端もあっていい。
大事なのはそれらを自分が受け入れられているかというところだと思う。
どれだけの自分を「自分らしさ」として受け止めているか。
皆さんはどうですか。
②「受け入れられない」+「恐れ」=「自分らしくない」
さて、受け入れられない自分があったらどうだろう。
それが「自分らしくない」時だと思う。
皆さんはどうでしょう。
「自分らしくない」時は自ら周りの反応を恐れた時が多いのでは?
・出来ない人と思われてしまう
・変わり者と思われてしまう
・嫌われてしまう
・誤解されるかもしれない
大体がこんな理由ではないですか。
そう、キーポイントは「自ら」
自分自身をセルフジャッジしているってこと。
この「見られている」という感覚が居心地が悪さや怖さをもたらす。
この怖さに支配された時に自分らしさを失うのだと思う。
恐れていること全てが自分らしくないのではない。
「電車の中でノリノリで踊れ」と言われ、恥ずかしいからやらない人を「恐れているなー、自分らしくないぞー」とは言いません。
恐れていることで、更にそんな自分を受け入れられないものが「自分らしくない」に当てはまるのだと思う。
③「自分らしくない」との付き合い方
私は全ての「らしくない」を否定する必要はないと思う。
では、その「自分らしくない」こととどう付き合いたいのか。
否定して変えようとするというのも1つだけれど、もう1つは共に付き合うというのもあると思う。
私の例を2つ紹介しよう。
私が自分らしくなかった時がある。
それは「カラオケ」
そんな小さいことかよ、と言われそうだが、許してね。
大して上手くないのにマイクを持って歌うということが恥さらしで怖かった。
そんな想いで中学校時代から持たなかったマイクinカラオケ。
お風呂では歌うのに、カラオケでは一切歌わない。
ミュージカルも大好きで憧れるのに、カラオケでは歌わない。
それでもそういう場が好きなのでカラオケ自体は楽しめたけれど、自分らしくはなかった。
はい・・・。
それ自体は生活に支障がないので特に何もしなかったけれど、去年大きく動いた。
ロンドンの大人向けカレッジの”Singing for Absolute Beginners”というクラスに1ターム通うという行動をとってみたのだ。
(このAbsoluteという言葉が私の決め手)
別に何かカラオケの機会を控えていたわけでもなく、友達から行くからでもなく、単にその歌うという自ら封鎖していた未知の領域に一体どんな自分がいるのだろうという好奇心から動いてみたのだ。
そこで教えてくれたことは主に呼吸法や姿勢についてだったが、何よりも私の糧となったのは、
「歌いたかったら歌えばいい」
シンプルなことだった。
大して上手でもなくても、歌っていいという許可が自分に出たのだ。
そして去年無事に20年ぶりのマイクを握りました。笑。
これはしばらく放置していた「自分らしくない」にメスを入れた瞬間だった。
もう一つは「自分らしくない」と共に付き合っている瞬間を紹介しよう。
正確にいうと、「らしさ」と「らしくなさ」の行き来をしているとき。
それはね、、、
このブログを書く時。
はぁ~。
たかがブログ。
自分のためのブログ。
読んでいる人も何万人といるわけではないこのブログ。
でも読んでくれる人がいるという喜び。
読んでほしいという願い。
どうせ書くなら人の役に立つことを書きたいという想い 。
それらがあると、
「人に役立つこと書かないといけないのでは」
「論理的に書かないと分かりにくいのでは」
「アホだと思われたらどうしよう」
「これ別にみんな知っていることでしょ」
「話がマニアック過ぎるのでは」
「全てのケースに共通することではないよ」
「ですます調を統一した方がいいのでは」
挙げたらきりがないこの葛藤を繰り返し、筆が止まることも多々ある。
最終的にはありのままの私で書くことが出来ているけれど、ひどいときは何週間も納得いかずにいる。
だからといって傑作を毎回書いているとは思わない。まさに等身大。
でも、このプロセスで「自分らしくない」と再会することが自分の「らしさ」に磨きをかけてくれると感じている。
私にとって「表現をすること」は大切なことなのでこの産みの苦しみにいつになっても慣れないけれど、周りからの温かい言葉にも支えられて続けられている。
そう、「自分らしくない」との付き合い方は自由。
「自分らしくない」を否定するのもよし、
付き合うのも良し、
でも大事なのは「自分らしくない」に支配されないこと。
まず、支配されないためには「自分らしくない」時に気づくことから始めてみてください。
さて、皆さんの「自分らしくない」時はどんな時ですか?
今日の自分を確認するための問いとして使ってみてください。
チャオチャオ。
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