「本気」って何？

友人との会話をきっかけにこの問い2週間ぐらい考えていた。

そして答えにたどり着いた時、 私はブライトンのスタジアムでラグビーワールドカップを観に行っていた。

13位の日本に対して格上の3位の南アフリカ。

ラグビーの世界ではあまり番狂わせというのは起きないらしい。

そして、最近のラグビーは20点台が多く、相手に30点以上取られたら もう勝負に勝つことは厳しいと言われている。

そんな中、日本が34対32で勝ったのです。

格上相手に、30点代まで競り合うシーソーゲーム。
誰がこんな展開を予想出来ただろうか。

格上の南アに勝てると心から信じていた人は果たしてどれだけ会場にいたのだろう。

一番信じていたのは闘っていたプレーヤー自身だった。

それを証明してくれて、世界を驚かせた。 感動をありがとう！！！

photo credit: Rugby World cup community Page

「ひとりひとりの本気がこの世界を熱くする」

これは私が新卒で入社した会社のコーポレートキャッチ。

未だにこの言葉は本当にいいなって思う。
自分の中にある1つの大切な言葉。

「本気」というこの言葉。

私の中では大事すぎて、安易に使いたくない、使われたくないという勝手な想いがあった。

当時の私の中にある本気とは硬いもの。

どれだけの時間を費やせられるかがどれだけコミットしているのかを表し、それ以外は本気とみなさない。

そんな存在だった。

だから自分の中でもしばらく封印していた。
本気か？と問われると「いやーそこまで時間と労力費やせていないし」と思ってしまうから。

でもね、最近この「本気」に対するシフトが起きた。

マイコーチとのセッションで出てきた自分のミッションが

「世界中に本気の路線図を広げていく」だった。

本気の人を応援したいという想いから出てきたこの言葉。

久々に自分から自然に出てきた「本気」というこの言葉。
なんだか新鮮だったなぁ。

今、自分が思う「本気」って何か？

それは

自分に対して諦めないこと。

信じて突き進むこと。

時間をどれだけ費やすとかそういう外側のことではなく、内側から出てくるもの。

自分の可能性を探求し続けること。

時に迷うこともある。 時にもがき、苦しむこともある。

それでも自分にあきらめず模索し続ける人に対して私は本気で関わりたい。

コーチング分からなくてOK。 でも自分の可能性を信じている人。 もがいていてもOK。

彼らにとって「コーチング」というものが1つの手段になるなら私は両手を広げて迎えたい。
カモーン！

さて、あなたは、今何に本気ですか？？