「フェアじゃない。

それでも生きなきゃいけない。

それが、命あるものの使命。

どうせ生きるなら、自分で生きる意味を探そうよ。」

これを伝え続けること。

それが今の私の生きる意味。

生きる意味ってなんだろう。

仕事をすることなのか。 職業なのか。 私は違うと思う。

生きる意味とは自分の命を使う意味。使命。

これは人それぞれ指紋のように異なるもの。

結果として同じ行動をとる人はいるかもしれないけれど、その行動の意味は人それぞれ違う。

例えばヨガの先生にしても、健康の素晴らしさを伝えたいと思ってやっている人もいれば、

人に何かを教えるのが好きでやっている人もいるかもしれない。

私自身のこの「使命」という言葉との印象的な出会いは2005年のこと。

2005年7月アメリカのアナポリスで私は日本代表選手としてラクロスワールドカップに参加していた。
チームミーティング中にGMから親からの伝言が渡された。
「入院中の祖父が亡くなった。」のひと言だった。

監督が真剣にチームの戦術について話そうとしている時に私はひとり、泣き出した。

監督を含め、周囲の選手は突然の涙に驚いていたが、

通達の内容をGMから聞いた監督が 戦術の話をやめて、黒板に大きく「使命」と書いた。

「使命とは命を使うと書く。」

「人それぞれ、あるいはその時々使命というのは異なることがあるかもしれない。」

「でも、今の私たちは日本というものを代表して世界と戦うために命を使う時なのである。」

「それは誰かの使命でもなく、自分たちの今この瞬間の『使命』だ」

監督は決して泣き崩れた私を否定しているのではないので誤解なく。

祖父の死を悲しみつつも、私をより強くホールドし、今に集中させてくれた言葉だった。
10年経った今でもあの瞬間の監督の言葉は忘れられない。

さて、あなたの生きる意味は何ですか。

自分を支えてくれる軸はなんですか。

軸は誰にでもあります。

それを自分自身が見ようとしているか、大事にしようとしているか。

認知しているか、していないかの違いでその人の生き方は大きく変わる。

コーチはまさにあなたがあなた自身の生きる意味を探して、そこにYESと言って生きることを近くで支えていく旅のパートナー。

その旅に出てみたいという勇気ある方、お待ちしています,

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