「ここにあるものを使って、英語で営業してみてください。」

 

 

自分が大学生の就職活動でとある外資金融企業の面接官が言った。

一瞬、場は凍り付きながら、周囲の人たちは周りを見渡し、ペンを持ち出したり、 机を指して一生懸命英語でプレゼンをしていた。

私は周りのものを見ても思い当たらず、頭が真っ白に。

おそらく面接官は英語力とその場の対応力を見たいだけで、物はなんでも良かったんだろうけれど、私はその辺のものではどうも納得できず。

 

何人かプレゼンをした後に、ようやく手をあげて私の番がやってきた。

そして、手のひらを前に出して、話していた。

This is something really special.

  It gives you strength.

It pushes you forward.

It is called “courage”…

Can you see it?

Well, 　only people who has dream can see it and have it.

 

(これは特別なものです。 これは自分に力を与えてくれます。

自分を前進させてくれます。 これは『勇気』というものです。

見えますか？夢を持つものにしか見えないし、手に入れることはできません。)  

 

 

今思うと、よくこんなこと言えたなぁと恥ずかしいね。

最初ポカーンとしていた面接官たち(内心甘いよー君なんて思ってたり）だけど、なんとかこの時は無事合格。

その後は勉強不足でもちろん落とされましたが・・・。  

 

  今振り返ってみると、この言葉って結構しっくりくるんだよね。

今でも私はコーチングを通じて「勇気」を売っているのかもしれないなぁと。

「売る」という表現は多少気になるけれど、人とつながり、自分を大事に生きる人たちの勇気を後押ししているという意味でね。

 

最近、自分が仕掛けてきたことに芽が出始めているのを感じる。

ほんと少しずつだけど着実に・・・。

 

昔書いたブログ[addlink url=”http://bloom-life.net/index.php/2015/03/21/enjoy-being-a-woman/” text=”「Enjoy Being a Woman」”]にも書いたけど、女性を含め男性も、その人の仕事を超えて人生という枠で「自分らしくある」ことを願っている。

 

もっともっとそう生きられることを体験してほしいし、伝えたいと思う。

 

 

今年の振り返りでクライアントから嬉しい報告があった。

 

「 テーマにしていた女性がいきいき働くを伝える・具現化するというのを少しずつ実現できてきたな、と思っていたら自分のクライアントから“女性の働き方”についてのセッションの開催を頼まれた。」

 

この彼女はコンサルタントなので、この依頼は専門外だけど依頼されたそう。

クライアントが自分らしい働き方やあり方を大事にしながら仕事に励む姿はそれぞれが人生で開いていく姿であり、本当に逞しい。

 

 

あー、私の願いは私だけが頑張らなくていい。

こうやってその先からまた更に広がっていけばいいんだなぁと改めて思った。

 

まさにBloom Lifeをネーミングしたときの想い  

 

BLOOM THIS MOMENT,

BLOOM YOURSELF,　

BLOOM THE OTHERS,

BLOOM THE WORLD!  

 

が起き始めている。

これからも色んな形でこの想いは届けたい。

あなたから生まれてくる勇気がどんなに小さくても私は見逃さない。

勇気の裏にはあなたの想いがあるもの。

 

 

 2015年本当に多くの出会いと学びをありがとうございました！！  

 

2016年もあなたとお仕事出来ること、想いを共有できること楽しみにしています。