女性のリーダーシップという切り口でD&Iのプログラム

すごい良いプログラムができた!

っていうと自分で言うな!って笑われるかもだけどいろんな仕事をしている中で、ピターっと今までの私の学びが統合され、それをピッタリの人たちに届けられた感じがします。

リーダーシップ開発というのは私のこれまでずっと関心があることだったけれど、

そこにシステムコーチだからこその「システム視点」を取り入れて今回はリーダーシップx女性という文脈で行う機会がありました。

私のライフワークになるのでは!?という疼きが自分の中で出ている。

リスペクトするコーコーチと、事務局と参加者とで創り上げた半年間の

Women’s Leadership Empowerment Program

無事完了しました。

なんとも言えない達成感とこれからまだまだ続く可能性にワクワク。

最後はみんな涙

涙したから良いとかいう意味ではないけどそれだけ感じるものがある場だったのは確か。

・こんな仲間に出会えたのは社会人になって初めて

・今までいくつも研修を受けてきたけどこんな研修じゃない研修は初めて

そんな言葉が飛び交い、さらに拡大していく動きが生まれている。

まさに関係性が彼女たちの学びを大きなものにしたし、

この関係性があるからこれで終わるということではなく、この後自走できる仕組みになっている。

関係性があるから個人で戦う感覚ではなくシステム(=面)で組織内で変容を起こしていくパワフルさがある。

まさにリーダーを育てるだけでなく、会社にインパクトを起こす組織風土改革につながるなという手応えを感じた。

業界トップを走り抜く彼女たち。とても優秀なんです。

管理職の女性率を上げましょう、

もっと女性を採りましょう。

育休をとりやすくしましょう。

これはそう言った取り組みではない。

人をものとしてみるのではなく自分という人間を深く受け止め、自分が関わっているシステムを深く理解することで自分らしいリーダーシップを生きる道を学ぶプログラム

忙しくて自分を振り返ることさえすることができなかった彼女たちが自ら立ち止まり自分を振り返ると、結構傷ついていたり、自信がない自分に気づいていくプロセス。

見たくない自分と向き合った先にはありたい姿の自分がいた。

見に行けるのは仲間がいるから。一人では怖くて見ることができないかもしれない

「仲間」と感じられる関係性があるから見に行ける。それは心理的安全性も大事だし、個々のvulnerabilityも関わってくる。

Vulnerability(弱さを見せる)とは勇気がいることだけど、それができると、EQ(感情的知性)が高口なることへもつながる。
※感情的知性とは自分が感じていることを自覚し、表現する知性。

まさに人として自分と向き合うことをシステムというレンズで学ぶことで個々のリーダーシップが開花する。

女性として括られることの抵抗ももちろんあるかもしれないけれど、あえて括ることからこそ見えてくる普段は語るスペースさえもない深い痛みはジェンダーを超えても存在している痛みだったり、共通した葛藤だったりもする。

ここでおきていることは同時に世の中を凝縮して起きていること。

男女問わずそれぞれが自分を主役に置きながらイキイキと生きられる人が増えますように。