娘から学ぶ「自分起点」

子供の夏休み最終週

子供達はあるワークショップに参加。

歌って踊ってとにかくスポーツではないのに汗だくに忙しいワークショップ

上手かどうかが大事なのではなく子供の本来の自分を取り戻すことが目的のワークショップ

こんなの私の仕事と重なるやん。

私が参加したいぐらい。

「恥ずかしいから嫌」という娘を「今年行って嫌だったらやめるから」と強引に息子と放り込む私から始まった。

現場をリードするのは40人の若きアメリカのPERFORMING ARTSのカレッジの生徒たち

彼らはカレッジ内1000人が応募するオーディションに受かった90名。

カレッジで1年間トレーニングを受けて世界中をツアーする。

このグループは4月から4ヶ月半日本中にこのワークショップを届けている。

今回の参加者は小学生から高校生までの300名!

3日間の最終日は300人で発表会です。

何かをうまくできるようになるのではない

一人一人にあった「一歩の踏み出し」に背中を押してくれるワークショップだとおもう。

結果、参加してよかったなぁ。

5分ごとに状況を変えていくジェットコースターのようなワークショップ。

子供達のエッジ超え

初日の終盤、30−40人ぐらいのチームわけして、自分の好きな歌10秒歌ってごらーんというコーナーがあった。

20人ぐらい手をあげて、どんどんみんな好きな曲を歌っていく子供達。 うちの息子はママが見学にきているのに気づいてから手をあげて、歌う。

そして私をちらっと見てニコニコ。褒められたいタイプです。

長女は手を挙げず、サポーターに促されても首を横に振っていた。

時間になったから、全員が移動するその時、角で一人の先生をつかまえてその人の前で歌っていたそうだ。

それが彼女のその時の精一杯の1歩

よくやったね。

以来、家に帰っても音楽聞きたいと行ってずっと聞いている。

昔から音楽が好きだったけど、我が家があまりにもあまり日常的に聞かないから遠ざかっていた。

彼女の熱が入った。

そして最終日

発表会のソロパートにノミネートされる。

5秒ぐらいだけだけど、600人ぐらいの観客の前で歌う。

私だったらと思うと気絶するけど、堂々と歌ってました。

母、涙。

最初の一歩がなかったら得られなかったチャンス

改めて、親としてできるのはきっかけを与えることだなと

でもそのきっかけの場を生かすか生かさないかは本人次第。

大人も一緒だね。

たくさんのチャンス、恐れに支配されて動かないか、動くか。

私も改めて学ばせていただきました。

ありがとう。

親バカ文章ですみません。