コーチを探す前に知っておきたいこと

コーチング興味あるけど、本当にコーチをつけたいのか、よく分からない。

そんな人たちにまず、聞いて見たい。

今必要なことは何?

なぜコーチング受けたいんだっけ?

別に立派な必要理由がいるわけではないが、

まずなぜコーチをつけたいのか自分に問うてみよう。

自分は何を欲しているんだ?

これはあくまでも私の見解なので、一意見として参考にしてね。

A)アドバイスが欲しいタイプ

アドバイスが欲しいんだっけ?

それだったら私の定義ではメンターになる。

キャリアにおいてはキャリアアカウンセラーとか。

コーチと称してアドバイスをする役割まで担っている人も多いので、

とにかくアドバイスを求めている場合は 自分よりその分野で

経験豊富もしくは知識がある人を中心に探してみるといいでしょう。

私にもメンターとなる相談相手は国内外に何人かいる。

B)癒しが欲しいタイプ

癒しはセラピストなのではないかな。

アロマ、マッサージ、ヨガなどなど。

もっとカジュアルな場だと飲み屋のお姉さんも話を聞いてくれて癒しになる。

家族や友人もあるいは後輩も聴いてくれるでしょう。

話してスッキリするという意味では癒されるでしょう。

自分の話を親身に聴いてくれるだけでも人って救われるんです。

かつ、たとえ相手が専門家でなくて自分を思って「こうした方がいい」とアドバイスをしてくれる人も中にはいるでしょう。

C)自ら答えを出したいタイプ

自ら自分のテーマと向き合って、

答えを出したいタイプにはコーチをお勧めします。

私の友人にはものすごい好奇心旺盛で、

いろんなベテランセラピストやスピリチャルな方々 (って言うと怪しいけど怪しくないw)

に必要と感じる時に見てもらっている方がいる。

毎回面白いストーリーを語ってくれて、

中には私自身も受けてみたいなーと思って受けてみたものもあるほど。

そしてコーチングだけはやっていなかった彼女が ある日突然、

「私、KEIKOのコーチング受けたい」と。

びっくりしたね。。。

「何で?色々その世界の一流の方々に見てもらったのに?」 と聞くと、

彼女から出てきた答えが、

「全部専門家からの言葉を浴びるから、

その時はすごく納得がいくんだけど、

自分から出てきた言葉ではないから何を言われたか忘れてしまう。」

なるほど。

改めて、そう言われてコーチングの良いところ再確認させられた。

自分で答えを出す。

これは1人でもできることと思いがちだけど、

多くの人が他を優先してしまい、できないのが現状。

定期的、長期的でもあるので、

自分の中で向き合うサイクルを作るのにコーチングは利用できる。

そして大事なのは受ける側が

「今よりも良い状態に変わりたい」と言う欲求があること。

コーチはアドバイスをするのではなく、その人が向かいたい方向に行くのをサポートするので、

目的がないと成り立たないものなのだ。

現にアメリカでは9割の経営者がコーチをつけた経験があると言われている。

さて、自分と向き合うバディーとしてのコーチに何を求めるか。

いくつか例を出してみよう。

a. EXPANSION: 視野を広げる要素

年齢、性別、バックグラウンド、国籍、専門分野、 住んでいる場所、

家族ステータス、 性格など自分とは異なるタイプをあえて選ぶことで 視野を広げるきっかけになる。

その人たちから出てくる質問やアイディアは 自分の普段の思考とは異なるところからなので、

なかなか面白い経験になる。

b. INSPIRATION: すごいと思える要素

何を持って「すごい」というかは人それぞれだが、

自分にはないものを持っている相手を心から尊敬している人。

いわゆる「憧れ」からくるもので、その要素がある相手を選ぶ基準とする。

例えば、英語コンプレックスを持っている人は「英語ができる」コーチ、

いずれ独立したい人は独立して成功しているコーチ、

コーチングを学びたての人はコーチとして経験値が高いコーチと言った具合

c. SENSE OF INTIMACY:  親しみやすい要素

安心して話せるのは前提だが、

どこか等身大の自分で語れることを 重要とする人はここが大事。

特に「よく見せよう」と普段仕事などで無意識にでもやってしまう人は

あえてこの親しみやすい要素を大事にするといいだろう。

自分の弱さや恐れを時には語ることもある中で、

ありのままの自分をさらけ出すには、

「等身大の自分を見せよう」 と思える相手が大事

d. EXPERIENCED: コーチとしての経験値

コーチングの世界は国際資格が存在しているものの、

資格がなくても「コーチとしてはじめました」と言えてしまう

オープンであり、恐ろしい世界。

国際コーチ連盟(ICF)が存在しているので、

そこの基準を満たしているというのは1つの目線になるでしょう。

大きく3段階の資格がある。

ACC,PCC,MCC ACCは100時間、PCCは500時間、MCCは2500時間の

有料クライアント経験があり、 試験に通過したコーチになる。

PCCとMCCの時間差が大きいが、PCCというのは1つの基準になるだろう。

最近は多くの企業でもPCC以上の資格保持者を企業コーチとしている場合が多いと言われている。

とはいえ、これは1基準に過ぎないし、

実際に優秀なコーチだけど、 国際基準を気にせず未登録のコーチもいるだろう。

あくまでも上記は一部だし、全ての要素が欲しいという人もいるかもしれない。

自分はどんな要素が大事なんだ?というのをアンテナ張っておこう。

そして、ほとんどのコーチがトライアルセッションをやっていると思うので、

試しまくると良い。

当然コーチも選んでいる。

この人ちょっと違うかなと思うときは他の専門家やコーチをお勧めする時もある。

良い悪いではなくね。

自分がしっくりくるコーチ出会えると良いですね。