3回にわたるアスリートリーダーシップアカデミーを先日終えることができました。
今回はラクロス部を対象にした各大学の 現在4年生の主将の方から、次期主将、副将、主務の方々まできていただきました。
1回目は「自分自身をリードする」
2回目は「リーダーとしての幅を広げる」
3回目は「仲間と共に創る」
私の中ではコーチング、リーダーシップ、システムコーチングでの学びのエッセンスを盛り込んだ場。自分で言うのも変ですが、かなりリッチな場です。
第一回
「自分をリードする」では自分自身がどんな人間で何を大事にしたいのか、部活に必死なのはわかるけれど、人生という大きな枠で見たときに部活は自分にとって何の場なのかを見直す機会でした。
第二回
「自分の幅を広げる」ではリーダー自身が幅を広げるためにはまず自分の輪郭を知るとこからということで「無意識を自覚的に」というキーワードで自分の何となく避けていることを明確にしたり、自分のインパクトを知る場でした。
第3回
「仲間と共に創る」では仲間とともに創る上で大事な「親密性」について触れました。それを邪魔するものは何なのか。各チーム幹部層が参加しているので、幹部としてどうして行くのか、自分たちの協働関係を築き、目指していること、大事にしたいこと、避けたいことを明確にし、これまでの学びを生かして飛び立つ場でした。
各回3−4時間ですが、リーダーの皆さんには普段言葉にしないような多少ドキドキするようなことを言葉にしてもらったりとチャレンジしていただき、学び多き時間になったようです。
もうすでに各回の間にチームに実践している人たちもいて、その行動力と向上心に感心しました。
参加者からは
「チームのナイター練を休んでまで3回参加したが、その価値がありました。どんどん実践したいと思う」
「自分はなんて思い込みの多く過ごしてきたんだろうというのが一番の気づきでした」
「リーダーシップを取る上で、自分なりのリーダーシップを取ることが大切だと感じた」
「些細なことで怒らなくなりました。チームメイトとどう接するかが見えてきた」
「リーダーとして、まずは自分自身を知る、理解することから大事だと思いました」
「部全体にやりたい」 などお声をいただきました。
これも私にとっては実験の場でしたが、今回やって見てブラッシュアップは必要だけれど、これは体育会学生にとっても学びの深い場になると感じました。
部活が変われば日本が変わる。
部活という場をぜひ、日本のリーダーが育つ場にしたい。
年功序列、苦しい練習に耐えるだけが美学とするのではなく、
自ら考え、学び、人と関わり合いながらそれぞれの力をフルに生かす場になることを私は願っています。
興味ある大学、チーム、お待ちしております。
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