断食日記② 4日目~6日目

のらりくらりとくだらないことも含め、書いています。

<4日目: 「自由とコミット」>

初日から体重-2kg

 

今日から3食食べられないやつの始まり始まり。

まずはここまで続いたことが驚き。

そしてここから変化が色々起きる人が多いだとか。

 

さて、どうなる私の「自分と向き合う旅」

 

イライラはなくどことなく穏やかに過ごせた。

水とお白湯と決められたものを飲んでいるのでお腹が意外と空かない。

なんだ、出来るじゃん。

 

前回の修行から祭り効果で、苦手の寝る前の飲まなきゃいけない水とサプリが楽に。

寝室で今までペットボトルで一気に飲もうとしていたところを、

ダイニングに座って、優雅に読書しながらコップに入れて飲んでいく。

たったこれだけだけど、ずいぶん楽になった。

★今日の学び★

・食を断つことで気づく無意識のくせ

 →例えば、子供たちにご飯をよそっていて、ちょっとこぼれたご飯粒。
いつもならぺろって食べてしまうが口の目の前に持ってきて気づく。
あーダメダメと。こういう無意識の癖に気づくのも断食ならでは。

 

・私の大切な価値観。「自由」と「コミット」

 →どうも私はかっちり色々決まっているのは苦手みたい。
断食でも色々順序やルールを説明されているのに、「こういうのはあり?」と聞くことが多い自分に気づく。
コミットというものは大事にしたいけど、私は自由も大事にしたい人なんだなと思う。
真逆の言葉に見えるが、私は何かをやるときにはこの二つを共存させたい。

 

・自分の願い

 →断食は関係ないが、マイコーチとのセッションで自分が世界に願っていることが見えてきた。
どうアクションするかはまだクリアではないけど何か新しいステージに出会えた感覚。
これは大事な宝物になりそうだ。

 

 

<5日目: あーバカバカしい>

 

初日から-2.2kg

 今日は体脂肪が昨日から7パーセントも落ちていた。びっくり。何度測っても。
けど、この体重計は安物なので壊れていることにしよう。

 

体調の悪い友人がいて、病院に連れて行った。

もう何日も食べられないとのこと。

 

食べたくなくて食べられない友人と食べたいけど食べれない私

 

うむ。

バカバカしいな、自分。

でも、やっぱり健康な身体あってこそだね。

そう思うと健康である毎日、この身体に感謝。

そして我慢出来ず、夕方お味噌汁の出汁を一口飲んでみた。
なんて美味いのだろう!!
2口、3口、5口飲んだ。

んめぇー!!今までこの出汁の時点で飲みたいと思ったことなんてない。

けど、こんなに美味しいのね。

と同時にこんなお味噌汁の出汁しか飲めてない自分に笑えて来る。

あー、何のために私は一体やっているんだろう。

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「あーすじぷしー」を読んだ。

夢も決まっていない、人生の目的も何も決まってないからこそ、
自分の心の響きや直感を純粋に信じて旅した双子の話。

びっくりすることが沢山の出来事やご縁が続く。

私もそれぐらいこの断食で感覚を研ぎ澄ましてみれるのか。

 

そして長らく課題の水便。

ほとんど出ず。

私の仮説たち☟

・腸が日本一周ぐらいの長さ:まだまだゴールが見えずに滞ってるものが沢山渋滞している
・腸が全く動いていない、寒くて冬眠中:frozen!
・体は水を3Lよりももっと多く求めている:水不足
・身体が水便を知らない:圭子の辞書に水便という字はない

 

頑張れ、腸さん。頼むぜ。

 

今日は昨日より「食べたい」と思うこと多い。

ここから3日間ぐらいが正念場な気がする。

 

★今日の学び★

・トイレでも意志を持て?!

→娘がトイレで今日「早く出てー!」と叫んでいた。
お風呂に入る前で、早くお風呂に入りたいから尿意に訴えていたそう。
自分へのメッセージのように感じた。笑。私も出てーと叫んでみるか。
ま、便秘ではないんだけど。

・人間は欲が出る

 →体重の減りがいきなりスローダウン。
いくらダイエット目的じゃなくてもやっぱり数字があまり変わっていないとつまらなくなるんだね。

 

・一番キツイのは夕方

 →子供が帰宅して友達と遊ばせたときのおやつ。
ママ友も一緒に来てお茶菓子。そしてごはんを作る時間帯。
ここが一番苦しい時間帯。お菓子も大好きだし食べたーい!
対策としては昼のプロテインをちょっと遅めにして、夜を早め。朝は耐えられるから。

 

<6日目: どん底>

初日より-2.5kg

 体重計の体脂肪率はやっぱり嘘だった。

体脂肪は元に戻って一昨日より1パーセント減、昨日の数値より6%高いけど、ちょっと安心。

やっぱり壊れてる。体脂肪計。

 

とにかく友人と夫に弱音を吐きまくった。

まだ終えてもいないのに自分にも断食にも疑念を持っていることを。

 

・尿意で眠りが浅いこと

・冷えがとにかくひどいこと

・手足がすぐ痺れること

・背中、腰、首、肩の張りがカチコチであること

・お腹マッサージを朝と夜合計40分ずつ出ても水便が出ないこと

・感覚が研ぎ澄まされるという感覚が全くないこと

・もう6日も続いていること自体が自分にとっては奇跡なんだから辞めたいこと

・水便が出ないことから自分に効いてないんじゃないかという疑念

・家族と一緒にご飯を食べたいこと

 

 

色んな人の断食による変化を聞いても他人事にしか聞こえず、

「その人はいいよね」と捻くれた受け取り方。

 

2人ともやめないでとは言わず、温かく見守ってくれた。

そう、辞めたければやめればいいのだ。

 

まさに気持ちとしてはどん底。

こんなこと口にしている自分に嫌悪感を抱きながら止まらない。

いつものように「ほうほう、そこになにがある?」みたいな好奇心も自分に沸かない。

「圭子はそんなこと言いながらやるでしょ」というまなざしに申し訳ない気持ち。

「とにかく明日からまた頑張る」と安易に話しを終えられなかった。

こんな気持ちは何年ぶりだろう。

 

でも話して気づいたことは

私の身体はとっても正直であること。

 

断食に対して全力で取り組もうとしている自分。

向き合おうとしている自分は力んでいた。

緊張感や縛りで身体は硬直状態

それが6日も続いているのだ。そりゃ疲れるわな。

 

 だから、これらを手放してみよう。

手放すだとまた手放さなきゃと力みそうなので、

流れに身を任せる、「委ね」てみよう。

 

それだけ決めて、とりあえず明日一日はまだ続けることを決めた。
すると、その晩は断食を始めてから一番寝れた。

そして夢の中で私は「あと7日、続けよう、走り切ろう」と決めた瞬間があった。

よく分からないけど、朝(7日目)起きたらとってもすっきり。

愚痴を聞いてくれた友人、そして夫に感謝。

 

 

★今日の学び★

・身体はとっても正直
→大學時代の趣味欄に「身体とコミュニケーション」と書いていた自分が懐かしい。
そうだった。その感覚に少し近づいた感じ。再び身体とリンク出来てきているのかもね。

 

・無理して上がろうとしなくていい。ステイしよう

 →自分にウソはつけない性格で本当にひどいときは簡単に前向きになれない自分がいる。
そんな時はLet it be.