自分にシャンパンを注ぐ

主婦業もやる、母親業もやる、学びにもいく、
仕事もする、休みも満喫する、趣味もやる・・・

そう、私はいつからか「贅沢に生きる」、「やりたいことはやる」と決めたのだった。

周りに呆れられることもある中、これまでそれなりに充実した日々を送ることが出来た。
先日読んだ「エッセンシャル思考」で「うげぇ、私欲張りすぎ」と思ってしまったのも事実。

でも、今日はその前の段階についてちょっと書いてみよう。

仕事で役割が増え、活躍する範囲が広がり、チームのため、お客様のために務めてやりがいが増えているはずなのに、どこか心が満たされていないときがある。

嫁として、母親として一生懸命頑張っていて幸せだけど、どこか疲れ切っている。何か足りない・・・

なんてことないかな。
私はあるよ、今まで沢山あった。
そんな時に自分に聞いてみる。
「自分のための時間作っていますか」

そうやって私はバランスを取りなおしたり、予定を創りなおすことを繰り返してきた。
なんてたって母ちゃんが輝いていないと、家庭も明るくならないもんね。
そんな考え方をより分かりやすく大きな概念で表してくれているのがこれ

シャンパンタワーの法則

これは去年お会いしたマツダミヒロさんの概念です。

結婚式とかで私は実際に見たことはまだないけれど、そういうパーティ会場にあるイメージのこれね。
これを1段目を自分、2段目を友人や家族、3段目を同僚、4段目をクライアント、5段目を世の中とします。

皆さんはどこからシャンパンを注いでますか?!?!

というお話。
たとえば、仕事一筋で同僚と一丸となって、お客様のために一生懸命な人たちは3段目の同僚から注いでいるよね。

3段目に注ぐことによって、4段目もエネルギーが注がれ、クライアント企業を元気にすることで、そのクライアント企業が世の中へ影響を与えている。

子どもを最優先している母親たちは2段目から注いでいることになる。
子どもたちに注ぐことが自分の幸せだからと思っているんだよね、きっと。
その家族が友人や同僚にエネルギーを注ぎ・・・となる。

ただ、忘れてはいけない、見失いがちのてっぺんのグラス、「自分」

自分にもグラスがあること気づいていましたか。
自分に注ぐことは単に自分勝手になることになってしまうと思っていませんか。

このてっぺんに注ぐと、家族や友人にもエネルギーは溢れ、それがその人たちの職場にも届き、世の中にも注ぐことになる。

その原点となる宝物の存在、「自分」

これは皆持っているよね?!

自分を大事にしていい。
自分を幸せにする許可を出していい。
自分が満たされていると他の人にも優しくなれる時あるよね?それも「エネルギーが溢れている」ときの例じゃないかな。

自分が満たされていることは私利私欲に生きることではない。
自分の輝きが他の人にエネルギーを与えるから。
そしてそれが広がり、また自分にエネルギーがかえってくる。
循環する。

大事なのは一度注いで満足ということではないということ。
注ぎ続けることが「あふれさせる」ことであるということ。
そんなことをこのシャンパンタワーの法則を知ったときに感じました。

私自身、こんなに自由にいろんなことをやらせてもらえているのも、旦那と共通の考え方があるから。
まず、親である「自分たちがまずやりたいことやっていることを大事にしよう」ということ。
それでももちろん子育てがうまく行ってる訳でもなく、今後子供が大きくなるにつれ、もちろん彼らをもっと優先しないといけないことも増えてくるけど、その限られた時間の中でもここは大事にし続けようと思っています。

自分にシャンパン注いでますか?

自分が1人でゆっくりリラックスする時間を作るのでもいい。
自分について考える時間をつくるのでもいい。
やりたかったことについて調べるという一歩動き出すだけでもいい。
もしかしたら自分にご褒美を買うことかもしれない。

トライしてみてねー。